【広域情報】インド・パキスタン間の緊張の高まりに伴う注意喚起

令和7年5月7日
【ポイント】
● 4月22日(火)、インド北部ジャンム・カシミール準州のパハルガム近郊で、外国人観光客を含む民間人26名が死亡するテロ事案が発生しました。
● 5月7日(水)、インド政府は、パキスタン及び同国支配地域内のテロリストの拠点9か所を攻撃した旨発表しました。
● こうした一連の動きにより、インド・パキスタン両国の緊張が高まっており、今後も不測の事態が発生する可能性があるため、最新の情報を入手し安全確保に努めてください。
● また、外務省は、カシミール地方の一部には、以前から危険レベル4(退避勧告)又はレベル3(渡航中止勧告)を発出しています。この地域への渡航はやめてください。また、レベル4の地域に既に滞在されている方は、退避してください。
 
【内容】
1 4月22日、インド北部ジャンム・カシミール準州のパハルガム(Pahalgam)近郊で、外国人観光客を含む民間人に対する銃撃により、少なくとも26名が死亡するテロ事案が発生しました。
 
2 5月7日、インド政府は、上記テロ事案を受けて、インドに対するテロ攻撃が計画されてきたパキスタン及び同国支配地域内の9か所のテロリストの拠点を攻撃した旨発表しました。この攻撃により死傷者が出ている模様です。
 
3 これらの動きを受けて、今後、両国間の緊張が高まっており、不測の事態が発生する可能性もあることから、最新の情報を入手し安全確保に努めてください。
 
4 外務省は、カシミール地方の一部には、以前から危険レベル4(退避勧告)又はレベル3(渡航中止勧告)を発出しています。この地域への渡航はやめてください。また、レベル4の地域に既に滞在されている方は、退避してください。
 
5 本広域情報の対象国・地域
インド、パキスタン
 
海外安全情報からの転載