< 平成29年度インド草の根無償資金協力案件完成式 >
バナスカンタ県4郡8村に安全な飲料水を提供するための浄水器設置計画
被供与団体:人々のための社会開発支援協会
供与額:85,744米ドル
平成31年2月5日,グジャラート州バナスカンタ県イクバルガッド村において,野田亮二在ムンバイ日本国総領事および被供与団体関係者等約300名が出席して,上記実施案件の完成式典が行われました。
ヴァガディヤ被供与団体秘書は,今般整備された浄水器及び格納小屋により,高濃度のフッ素を含有する水の長期摂取に起因する病気の発生より多くの住民を救うことが可能になると,我が国の支援に対し喜びの謝辞を述べました。
続いて,野田総領事が出席者一同と本件の完成を祝うとともに,最近の緊密な日印関係について言及しつつ,長年に亘って実施している同団体による貧困者への活動を称え,本プロジェクトが更に多くの地域住民の生活環境の向上に貢献できるよう抱負を述べました。
本件において,人体に悪影響を与える高濃度のフッ素を含む井戸水の利用を余儀なくされているバナスカンタ県4郡8村を対象として,近隣住民の生活環境改善と病気予防のため,逆浸透式浄水システム及び格納小屋を整備しました。