<平成26年度インド草の根無償資金協力実施案件>
「ホシャンガバード県低カースト住民のための職業訓練センター建設計画」
(供与金額:85,131米ドル)
平成28年5月5日、マディヤ・プラデシュ州ホシャンガバード県において伊藤嘉章在ムンバイ日本国総領事、ヴィジャイパル・タクル・マディヤ・プラデシュ州議員、他来賓、被供与団体「不可触民啓発協会」関係者および地元住民等約100名が出席して、上記実施案件の完成式典が行われました。 タクル州議員は、市場のニーズに合致した技術修得が可能になる同職業訓練センターの完成により、コミュニティ全体の社会経済状況の改善が期待される本プロジェクトへの我が国の支援に対し、喜びの謝辞を述べました。 続いて伊藤総領事が長年に亘って実施している同団体による開発事業を称えるとともに、出席者一同と本件の完成を祝いました。 本件では、ホシャンガバード県の農村地域に住む、社会経済的に困窮している低カースト住民の生計改善および持続可能な能力開発のため、職業訓練センターの建設と訓練機材の整備を実施しました。 本件により、同地域における低カースト住民の雇用の促進、経済社会的地位の向上および日印両国の友好関係が強化されることが期待されています。