<平成25年度インド草の根無償資金協力実施案件>
「べトゥール県農村地域の病院における酸素発生装置設置計画」
(供与金額:114,984米ドル)
平成27年10月13日、マディヤ・プラデシュ州ベトゥール県で伊藤在ムンバイ日本国総領事、来賓、ドイツ人医師団、被供与団体「パダール病院」関係者および患者、また地元住民等計約250名の列席のもと、上記実施案件の完成式典が行われました。チョードリー院長より、インドでは初となる太陽光発電による酸素発生装置への日本の支援へ謝意が表明された他、来賓の方々が、本件により同地域における医療サービスの質が向上した喜びの謝辞を述べました。続いて伊藤総領事が同団体による地域での半世紀に亘る献身的な医療活動を称えるとともに、列席者一同と本件の完成を祝いました。本件では、太陽光発電酸素発生装置を整備し、集中治療室・新生児集中治療室の拡張工事を実施しました。本件により、同地域の医療環境の更なる向上と、日印両国の友好関係が強化されることが期待されています。