<平成22年度インド草の根無償資金協力実施案件>
「チンドゥワラ県住民のための非木材森林生産物を利用した研修兼加工所建設計画」完成
供与金額: 98,600米ドル
平成27年10月14日、マディヤ・プラデシュ州チンドワラ県で伊藤在ムンバイ日本国総領事、チャンデ被供与団体「適正農村技術と研究のための参加型活動団体」代表、マルスコーレ自助グループ代表、地元青年団、および住民等計約100名の列席のもと、上記実施案件の完成式典が行われ、また、地元ゴーン族の民族舞踊と歌が披露されました。チャンデ代表より、本件は、指定部族に属する住民が生計を立てるための実務的な知識および技術を修得し、同住民の収入増加、ひいては生活環境の向上に資するものであると喜びの謝辞を述べました。続いて伊藤総領事が指定部族であるゴーン族の発展に貢献している同団体の活動を称えるとともに、列席者一同と本件の完成を祝いました。本件では、同地域に居住する指定部族の生計手段の確保のために、研修・加工棟、厨房・食堂棟、宿舎棟等、計7棟の建物および研修機材を整備しました。本件により、同地域の発展と日印両国の友好関係が強化されることが期待されています。