< 安全情報(ゴア州) (平成23年3月16日) >


ゴア州で2月中に発生した事件・事故情報に基づき安全情報をまとめました。ゴア州及び周辺地域にお住まいの方並びに同方面へ赴かれる皆様におかれましては、この情報を参考にして頂ければと思います。


麻薬関連事件・情報

○ 2月10日、北ゴア・カラングート警察は、コカイン(11g、11万ルピー相当)を所持し客待ちをしていたナイジェリア人の男を現行犯で逮捕しました。
(2月11日付現地紙)


○ 2月10日、北ゴア・マプサ警察及びペルネ警察は、コカイン(10g)、大麻(90g)等総額7万3,000ルピー相当を所持していたナイジェリア人及びインド人の男を現行犯で逮捕しました。
(2月12日付現地紙)


○ 2月10日、麻薬捜査局は、ヘロイン(81.5g)、コカイン(2g)等総額50万ルピー相当を所持していたナイジェリアの男を逮捕しました。
(2月12日付現地紙)


○ 2月14日、麻薬捜査局は、大麻(870g)を所持していたインド人の男を逮捕しました。
(2月15日付現地紙)


○ 2月14日、北ゴア・ペルネ警察は、MDMA(8g)、大麻(30g)等総額5万ルピー相当を所持していたドイツ人の男を現行犯で逮捕しました。
(2月16日付現地紙)


○ 2月14日、北ゴア・ペルネ警察は、MDMA(8g)、大麻(234g)等総額8万5,000ルピー相当を所持していたドイツ人及びインド人の男を現行犯で逮捕しました。
(2月16日付現地紙)


○ 2月15日、麻薬捜査局は、大麻(890g、8万9,000ルピー相当)を所持していたインド人の男を現行犯で逮捕しました。
(2月17日付現地紙)


○ 2月20日、麻薬捜査局は、ヘロイン(81.5g)、コカイン(2g)等を所持していたナイジェリア人の男を現行犯で逮捕しました。
(2月21日付現地紙)


○ 2月25日、北ゴア・アンジェナ警察は、ヘロイン(518g)を所持していたゴア在住の女を現行犯で逮捕しました。地元女性が麻薬売買に関与し逮捕されたのは初めてとのことです。
(2月27日付現地紙)


※ 以上の通り、ゴア州では麻薬取引が後を絶ちません。インドでは、麻薬犯罪に対する取り締まりが非常に厳しく、さらに量刑も重く、麻薬所持は懲役10年と罰金10万ルピー(支払わなければ懲役1年追加)が科せられる可能性があります。収監された場合、日本に残されたご家族の心配はもちろん、多額の弁護士費用等の支払いなども大きな負担になります。麻薬には絶対に手を出さないようにしてください。


一般事件・事故情報


○ 2月11日、12日、25日、ロシア人旅行者が、南ゴアのホテルやビーチにて、現金、腕時計、携帯電話などを盗まれ、それぞれ警察に被害届を提出したと報じられています。
(2月13日、16日、28日付現地紙)


その他情報

○ ゴア州政府は、昨年、ゴア州内にて外国人36人を不法滞在で逮捕したと報じています。内訳は、ナイジェリア人13人、ロシア人9人のほか、ドイツ人、イタリア人、ポルトガル人などで、逮捕された者のほとんどが自国に送還されたとのことです。
(2月11日付現地紙)


○ 北ゴア・ペルネ、バガビーチ、カラングートビーチでは、放浪者が増え、外国人旅行者に押し売りをするなどの迷惑行為が増えていることから、観光局が組織した警備部隊のほかに、海の家経営者が独自の警備員を雇い、放浪者追放運動を始めたと伝えられています。
(2月2日、25日付現地紙)