< 安全情報(ゴア州) (平成22年10月14日) >
ゴア州で9月中に発生した事件・事故情報に基づき安全情報をまとめました。ゴア州及び周辺地域にお住まいの邦人並びに同方面へ赴かれる邦人の皆様におかれましては、この情報を参考にして頂きたいと思います。
一般事件・情報
○ 9月1日深夜、北ゴア・カラングートで、プネから旅行中のインド人カップルが、宿泊所にバイクで帰る途中、何者かにピストルのような物で脅され、所持していた携帯電話と現金15,000ルピー、レンタルバイクを盗まれるという事件が発生しました。
○ 9月21日、北ゴアで、ラジャスターンから旅行中のインド人3名が、宿泊先で知り合い親しくなった男にドラッグが混入したドリンクを勧められ、泥酔している間に携帯電話とレンタルバイクなど時価62,000ルピー相当の所持品を盗まれるという被害に遭いました。
※ このところ北ゴアでは、旅行者を狙ったひったくりや恐喝、さらには薬物を飲まされて所持品などが盗まれる事件が相次いで発生しているとのことですので、充分な注意が必要です。
(9月3日、23日付け現地紙)
○ 9月12日、南ゴア・アガサイン警察は、インド製のけん銃を売ろうとバス停で客待ちをしていたインド人男性を現行犯で逮捕しました。警察は、入手先や販売ルートなどの捜査を続けています。
※ このところゴア州では、けん銃を突きつけて人を脅し、現金や貴重品を奪い取る事件が発生しているとのことですので、充分な注意が必要です。
(9月13日付け現地紙)
○ 9月10日、南ゴア・カラングート警察は、強盗、ひったくり、自動車盗など30件もの犯罪行為をした疑いでインド人の男を逮捕しました。男は一年前に出所した後も集団で犯罪を続けていた模様で、取調べではひったくり14件、自動車盗6件等の余罪を自白、中には、プネからの旅行中のカップルをけん銃で脅して15,000ルピーを奪った事件、外国人2名に銃を突きつけた事件なども含まれているとのことです。男の滞在先からはインド製けん銃3丁が発見されたほか、仲間からインド製けん銃2丁を押収するなど違法けん銃が出回っている事実が浮き彫りになってきています。
(9月11日、15日付け現地紙)
麻薬関連事件・情報
○ 9月16日、南ゴア・マンガロール警察は、麻薬を所持するインド人男性の二人組を現行犯で逮捕しました。この二人組は逮捕時、ゴアで入手したヘロイン25g(市価50,000ルピー)と注射器6本、携帯電話12台、ノート型パソコンなどを所持しており、ヘロインを麻薬常用者に売る目的だったとのことです。
(9月23日付け現地紙)
その他情報
○ 南ゴア・マルガオ市では、市内にはびこる野良犬の数が急増しており、つい最近も6歳の男児が野良犬の群れに追いかけられ噛まれる事件が発生しました。市内には、常に20~25匹の野良犬がたむろしている地域もあり、歩行者やバイク運転者にとって非常に危険であるとのことです。市内のある病院には、野良犬に噛まれた患者が一月当たり80~90件も訪れており、他の病院を含めるとその数はさらに増加すると報じています。
(9月28日付け現地紙)
○ 9月27日、南ゴア・カナコナ警察は、悪質な物売り約10名を逮捕しました。
※ 南ゴア・パロレムビーチで、外国人旅行者目当ての押し売り行為をする物売りが目立ち始めました。警察等が取り締まりを行い一掃してもその数時間後には再びビーチに現れるとのことです。また、こうした悪質な物売りが、麻薬や盗難品、偽ブランド衣類を売ったりすることもあるようで、充分な注意が必要です。
(9月27日、28日、29日付け現地紙)
○ 9月10日~14日までの週末、ゴア州内で多くの水難事故が発生し、外国人を含む7名が救助されました。
○ 9月12日、イスラエル人男性が、南ゴア・パロレムビーチで遊泳中、強い流に引き込まれ助けを求めているところ、監視していたライフガードにより救助されています。今年は天候が不順で、過去14年間で2番目に雨量の多いモンスーンシーズンになったとのことで、注意を呼び掛けています。
(9月14日、30日付け現地紙)