< 安全情報(ゴア州) (平成22年9月17日) >


ゴア州で8月中に発生した事件・事故情報に基づき安全情報をまとめました。ゴア州及び周辺地域にお住まいの邦人及び同方面へ赴かれる邦人の皆様におかれましては、この情報を参考にして頂きたいと思います。


麻薬関連事件・情報

○ 8月23日、北ゴア、カラングート警察は、大麻2.25kg(市価225,000ルピー相当)の大量所持のインド人の男を逮捕しました。警察は、今回の大麻はパウチに詰められ、ネパールから運び込まれたものと見ており、背後関係、麻薬の入手先などを捜査しています。男は、今年6月に服役を終えたばかりとのことです。

(8月25日付け現地紙)

○ 8月23日、南ゴア、コルバ警察は、インド人の男(19歳)を10gの大麻所持の罪で逮捕しました。

(8月24日付け現地紙)

○ 今年6月末までにゴア州内で麻薬所持により逮捕された外国人の数は22人であり、こ の数は昨年の逮捕者数23人にほぼ匹敵します。国籍別では、ネパール人6人、イスラエル人5人、ナイジェリア人4人、スウェーデン人2人のほか、イラン人、ノルウェー人、オランダ人、ロシア人、パレスチナ人などとのことです。

(8月5日付け現地紙)


一般事件・情報

○ 8月19日、ゴア州警察は、偽ブランドの革製品を販売していた男2人を逮捕しました。

(8月21日付け現地紙)

○ 過去2年間ゴア州内で出回った偽札の総額は16ラックにのぼるとのことです。偽札は、バスターミナルやガソリンスタンドのほか、銀行窓口にまで偽札が混在する場合があるとのことです。銀行で現金を受け取った際は、窓口でチェックを行い、受け取った札束の中で、切れたり、セロテープが張られたりした不完全なものは、その場で交換することをお勧めします。

(8月15日付け現地紙)


テロ情報

○ インド中央政府が、ゴア州を含む主要都市で、パキスタン過激派組織「ラシュカレ・エ・タイバ(LeT)」が、祭りシーズンにテロを起こす可能性のあるとして警戒を発出したことから、現在ゴア州内では警察によるパトロールの強化、人が多数集まる場所でバリケード等の準備など警戒態勢に入ったとのことです。

(8月21日、22日付け現地紙)


その他情報

○ ゴア州内では、観光スポットやビーチ、商店街を中心に屋台レストランが増えておりますが、中にはライセンスを持たずに不法に営業しているものもあり、注意が必要です。政府の食品薬品衛生管理機関が、2009年から行ったチェックでは422件の違法行為を確認、営業主等へ警告状を発出したほか、他州からゴア州内に入ってくる野菜や鶏肉の中には成長や熟成を早める化学薬品やホルモン剤が検出されたとのことです。

(8月8日、9日付け現地紙)

○ 大きなデパートやショッピングモールのないゴア州では、頻繁に商品展示即売会が行われ、安価で市民に大変人気がありますが、8月5日、ショッピングイベント会場商品展示即売会の立ち入り検査では、免許証を不所持で食品を販売していた17店舗に営業停止を言い渡し、製造元や製造日の表示がない物や偽物を押収したとのことです。       

(8月6日付け現地紙)