< 安全情報(ゴア州) (平成22年6月15日) >
ゴア州で5月中に発生した事件・事故情報に基づき安全情報をまとめました。ゴア州及び周辺地域にお住まいの邦人及び同方面へ赴かれる邦人の皆様におかれましては、この情報を参考にして頂きたいと思います。
麻薬関連事件・情報
○ 5月12日、ゴア州警察は、コカイン7g(3万5千ルピー相当)を所持していたとしてナイジェリア国籍の男を逮捕しました。警察はコカインの他にも、逮捕時所持していた現金1万1,140ドルを併せて押収、現在この男の麻薬入手ルートを調査中です。
(5月13日付け現地紙)
○ 5月26日、ゴア州警察は、ビチョリムマーケットにて大麻3.51kg(35万ルピー相当)を不法所持していたとしてネパール国籍の男2名を逮捕しました。
(5月28日付け現地紙)
一般事件・事故情報
○ ゴア州警察では、5月中、ナイジェリア国籍4名を含む6名の外国人が不法滞在の罪で逮捕されています。
(5月13日付け現地紙)
交通関連情報
○ ゴア州では、交通事故が増加しています。2010年4月現在の交通事故件数1667件、死者数は128人で、昨年同時期(事故件数1435件、死者数122人)に比べて増加しているとのことです。
(5月24日付け現地紙)
その他
○ ゴア州政府では、5月9日から7月9日までの2か月間、テロリストや犯罪者が偽名を使って州内に潜伏するのを防ぐ措置として、宿泊施設の事業者等に対し宿泊客の身分証明を義務付ける法令を施行しているとのことです。
(5月21日、22日付け現地紙)
○ ゴア州観光局は、5月24日より、旅行者の集まる浜辺において違反行為取締りのために捜査隊を編成しました。捜査隊は、物乞いや押し売りの一掃、海の家での違法行為、ゴミの投げ捨て行為などを取り締まるほか、ビーチの清掃活動の支援等を行うとのことです。
(5月23日付け現地紙)
○ ゴア州では、浜辺全域に渡って出現するタールボール(油塊)が問題となっています。これは、毎年モンスーンシーズンが近づくと出現するもので、大型船舶がアラビア海沖にて使用済みのオイルを投棄していることが原因とされています。今年は、それに加えて、厚いオイル層が水面を覆っている箇所もあり、旅行客に不快感を与えると共に、魚にも悪影響を与えるものとして心配されています。
(5月25日、26日、27日、29日、30日付け現地紙)