平成22年12月22日
< ムンバイ、アーメダバードにおけるテロ攻撃の脅威に関する注意喚起 >
1.本日付当地各紙は、21日、印中央政府は、パキスタンを拠点としたラシュカレ・トイバ(LeT)のテロリスト・グループがムンバイ、アーメダバードの2つの都市においてテロ攻撃を行う可能性があるとの情報があるとして、両市を警戒態勢下に置き、現在、両市の警戒すべき場所や混雑する場所等に追加治安部隊が出動するとともに、市内の特定地域においては各家毎の捜索を実施している旨報じています。
2.また、報道によれば,LeTのテロリスト・グループは既にムンバイ、アーメダバードの両市に侵入し、いつでも攻撃をする脅威があるとしています。
3.なお、ムンバイ市警察は、現在、広範囲に亘る治安維持の手段を講じ、クリスマスや新年にかけてのテロ攻撃情報を受けて警戒態勢を敷いている旨、また、テロ攻撃阻止に向け治安当局は相互に連絡を取り合っているとし、同市民に対しては警戒を怠らず、また、冷静に対処するよう呼びかけています。 更に、グジャラート州警察は、同州各警察本部に対して厳戒態勢で警戒にあたるべく指示し、また、各車両をはじめホテル、ゲストハウス、公共の交通施設に対するチェックを実施すると述べています。
4.つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう最新の治安情報入手に努め、特に外国人や不特定多数の人が集まる公共施設、ホテルや駅等には用事がない限り近づかないなどテロ事件等に対する安全対策を取ることを心掛けて下さい。
(問い合わせ先)
在ムンバイ日本国総領事館
電話:91-22-23517101