平成22年11月23日


ムンバイにおけるテロ攻撃等の脅威に関する注意喚起


22日付で外務省より発出されました渡航情報(スポット情報)につきましては、同日、メールにてお知らせした通りですが、21日付当地タイムズ・オブ・インデア紙に概要以下の通りの記事が掲載されておりますので、併せてお知らせします。


1.治安関係者によれば,ラシュカレ・トイバ、ハルカト・ウル・ムジャヒディン、インディア・ムジャヒディンらで構成されるテロリスト・チーム7名が、2008年南ムンバイの五つ星ホテルを襲った11・26連続テロ事件と同様のテロ実行のためムンバイに派遣されたとしています。


2.また、情報筋によれば、この新たなムンバイに対するテロ計画はカシミールでもくろまれ、ラシュカレ・トイバ幹部やハルカト・ウル・ムジャヒディンの兵士が出席する会合にインディアン・ムジャヒディンの代表も参加し、同会合においてテロ実行者が選別され、その後テロ実行に向けムンバイに派遣された旨報じています。


3.治安当局者は,チームが既にムンバイに到達したかどうかについてはわからないとしつつ、これら3つの組織が協働しているという情報は案ずべきであり、関連情報につき州および市内の警察、テロ対策チーム、およびその他治安当局者と共有した旨報じられており、また、現在、ホテルのみならず,テロリストが、11・26ムンバイ連続テロ事件に向けて偵察したその他7ヶ所のターゲットにおいても警備が強化されている旨報じています。


つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう最新の治安情報入手に努め、特に不特定多数の人が集まる公共施設、ホテルや駅等には用事がない限り近づかないなどテロ事件等に対する安全対策を取ることを心掛けて下さい。


(問い合わせ先)
在ムンバイ日本国総領事館
電話:91-22-23517101