平成22年9月20日
< バブリー・マスジッド・モスク土地所有権判決に関する注意喚起 >
1 20日付、当地紙によれば、中央政府内務省は、9月24日(金)ウッタル・プラデシュ州アラハバード高等裁判所において、1992年12月、ヒンドゥー右派によるウッタル・プラデシュ州アヨーディヤにおけるバブリー・マスジッド(モスク)土地所有権に関する判決が出されるとともに、判決内容によっては、一部のヒンドゥー教徒とムスリム教徒における対立が発生しかねないとして、マハーラーシュトラ州政府に対しムンバイ市等において警戒を強めるよう注意喚起を発した旨報じています。
2 当地ムンバイ及びマハーラーシュトラ州においては、すでに、9月11日から22日まで「ガネーシャ祭」、10月8日から17日まで「ダシェラ祭」、11月3日から7日まで、ヒンドゥー教最大の祭り「ディワリ」などの宗教的祭日シーズンにおける注意喚起を発出しておりますが、判決日となる24日はムスリムの通常巡礼日である金曜日と重なることなどから、多くの参拝者が集まる寺院やモスク、市場や駅等不特定多数の人が集まる場所には用事がない限り近づかないなど十分な注意をお願いします。また、外出が必要な場合には、周囲の状況に注意を払うなど安全対策を十分心掛けてください。
(問い合わせ先)
在ムンバイ日本国総領事館
電話:91-22-23517101