ムンバイ日本人学校の入学式に参加して

4月13日(土)に行われた、ムンバイ日本人学校の入学式に参加させて頂きました。今年は小学部女子2名、中学部男子2名、女子2名が入学しました。今年ムンバイ日本人学校は新入生を含め32名の生徒でスタートです。

日本人学校の建物の2階にあるホールでは、最前列に入学生、その後に在校生が座り、それを取り巻く形で保護者、教員、日本人会関係者などの椅子が並べられ、大人達皆で日本人学校の子供達を守るんだとの意気込みが表れていたような気がしました。

入学生は、一人ずつ名前が呼ばれると元気良く返事をし、その後で一人ずつ学校に入ってやりたいことを話しました。小学生は「体育や勉強で頑張りたい」と発言、中学生は勉強や委員会活動の他、特に英語を上達させたいとの希望が多く、外国にいて英語の必要性を身に染みて感じているなと思いました。皆さん頑張れと心の中で応援しました。また在校生の代表は、新入生が安心して学校生活を送れるように応援しますと温かい歓迎の言葉を送りました。学校の規模があまり大きくない外国の日本人学校では、学年を越えて、時には小学部と中学部の垣根も越えて、皆で一緒に運動したり、勉強したり、遊んだりすることが多く、そのような日本国内の学校では味わえない活動を通じてとても仲が良くなります。大変な事もあるけれど楽しいことも沢山あります。

戦後のムンバイ日本人学校は昭和41年(1966年)に開校、当時はわずか13名の児童と2人の先生で午前中3時間だけの授業で始まったそうです。学校施設はムンバイ市内南部のウォーリー地区に40年間ほどありましたが、2年前に現在のムンバイ市北部の商業地区アンデリーに移転しました。また、町の名前が「ボンベイ市」から「ムンバイ市」に変更されたのに併せて、今年4月から校名も「ボンベイ日本人学校」から「ムンバイ日本人学校」に変更されました。 新しい仲間、新しい校名の中で、子供達が毎日を元気に過ごしてくれることを心から祈りたいと思います。

photo photo


" RETURN "