渡航情報(スポット情報)(平成21年7月16日)
本日、外務省より以下の渡航情報(スポット情報)がでましたので、皆様にお知らせ致します。
インド:ムンバイ市等に対する脅威情報
1.在ムンバイ総領事館は、7月15日付けで、ムンバイ市等に対する脅威情報に関し、概要以下のとおりの注意喚起を現地在留邦人に対して行いました。
(1)報道によると、インド中央情報当局は、7月8日、ムンバイ市内の有名な銀行及び鉄道駅、ナヴィ・ムンバイ地区の鉄道駅等少なくとも7か所に対するテロの脅威があるとして、マハーラーシュトラ州政府に警戒情報を発出し、現在、ムンバイ市を始め同州では高度警戒態勢が敷かれています。
(2)チダンバラム内相は、パキスタンに拠点を置くテロリストが、悪天候にもかかわらず、新たな海上からの攻撃を行う可能性があると述べていますが、詳細については明らかにしていません。また、関係者によると、今回の脅威情報は具体的なものであり、過去2年間で最も脅威度の高いものとみて、現在、最大級の沿岸警備等が実施されています。
(3)この2週間において、インド中央情報当局がマハーラーシュトラ州に発出した警戒情報は、今回で2度目となります。前回(6月24日付け)は、パキスタンを拠点とするイスラム過激派組織ラシュカレ・タイバが昨年11月26日のような海上からのテロ攻撃を行う可能性があるとして、グジャラート州、マハーラーシュトラ州及びゴア州の3州に対して警戒情報を発出しました。
2.ついては、インドに渡航・滞在される方は、テロ等の不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の治安情勢の入手に努めるとともに、特に多くの人が集まる公共の場所、駅、市場、バス停、宗教施設等には、可能な限り近づかないよう十分御注意ください。また、テロ事件が発生した場合の対応策を再点検し、状況に応じて適切な安全対策を講じられるよう心掛けるとともに、万一に備え、家族や友人、職場の同僚等に日程や連絡先を伝えておくよう心掛けてください。
なお、爆弾事件に関しては、以下も併せて御参照ください。(パンフレットは、http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamphに記載)
(1) 2009年6月1日付け広域情報「爆弾テロ事件に関する注意喚起」
(2) パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(3) パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(問い合わせ先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3100
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2835、5140
○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2903
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
○在ムンバイ日本国総領事館
電話:91-22-23517101
○在インド日本国大使館
電話:91-11-26876564
○在コルカタ日本国総領事館
電話:91-33-24211970
○在チェンナイ日本国総領事館
電話:91-44-24323860
○在バンガロール出張駐在官事務所
電話:91-80-4166-0111